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エコキュートの給湯温度を50度に設定すると電気代は節約できますか? 

エコキュートの給湯温度を50度に設定すると電気代は節約できますか? 

エコキュートの給湯温度を50度に設定すると電気代は節約できますか?

エコキュートの給湯温度設定を50度にすることで電気代の節約につながるのか、気になる方は多いでしょう。結論から言えば、多くのご家庭で「50度設定」は電気代節約に効果的とされています。一見、温度設定を低くしたほうが省エネになりそうですが、実際には40度前後の低温設定よりも50度に設定したほうが効率的にお湯を使え、トータルの電気代が抑えられるケースが多いのです。 

なぜ電気代の節約になるかといえば、50度設定にすると配管内でのお湯のロスが減り、必要なお湯を短時間で効率よく使えるためです。また、混合水栓を使うことで実際に使う温度に合わせて水で調節できるため、お湯の使い過ぎを防ぎやすくなります。 

衛生面にも利点あり

50度以上の設定は配管内の衛生管理にも役立ちます。反対に、40度など低い温度設定では「ぬるい」と感じてシャワー時間が長くなったり、何度も高温差し湯や追い焚きを使ってしまったりして、かえって電気代が高くなることが多いのです。ただし、季節や家族構成、使用状況によって最適な設定温度は変わります。 

エコキュートの設定温度は電気代にどう影響する? 

エコキュートの電気代は、主に「お湯を沸かす温度」「お湯の使用量」「運転モード」「夜間電力の活用状況」などによって左右されます。50度程度の設定が最も効率的とされる理由の1つは、お湯を高めの温度で貯湯しておき、水で調整して使うことで、必要な分だけ効率よく使えるからです。低温設定だと配管や蛇口まで届く間に温度が下がりやすく、使用時にぬるく感じるため、湯量や使用時間が長くなりやすい傾向があります。 

高温貯湯+水混合が効率的

50度設定なら、シャワーや蛇口で水を混ぜて好みの温度に調節できるため、湯量や使用時間を抑えやすいです。エコキュートは夜間の安価な電力でお湯を沸かし、日中は貯湯タンクから必要な分だけ使う仕組みです。50度設定はこの運用に最も適しており、無駄な再加熱や湯切れによる昼間の高額電力使用を防げます。 

エコキュートの温度設定50度で節約できる場合とできない場合 

節約になるケースは、「夏場や中間期(春・秋)」です。外気温が高いことや、配管からの放熱ロスが少ないため、50度設定で十分な温度のお湯が使えます。水道水自体の温度も高く、沸かすエネルギーが少なくて済むので、電気代の節約効果が期待できます。 

「混合水栓を使うご家庭」も該当します。50度設定でお湯を貯め、水を混合して使うことで湯量や使用時間を抑えやすくなり、結果的に電気代が安くなるでしょう。「お湯の使用パターンが安定しているご家庭」で使用する場合も節約になります。必要な湯量を夜間にしっかり沸かしておけば、日中の追加沸き上げが不要になり、安価な夜間電力のみで運用できます。 

節約にならないケースは・・・

節約にならないケースは、「冬場や寒冷地」で使用する場合です。外気温が低く、配管から蛇口までの間にお湯の温度が3~5℃下がるため、50度設定だと実際に使う時にぬるく感じることがあります。その結果、湯量や使用時間が増えるほか、追い焚きや高温差し湯の頻度も高くなり、電気代がかえって高くなる場合があります。

また、「湯切れや再加熱が多いご家庭」では節約効果があまり期待できません。夜間に沸かしたお湯が足りず、日中に追加沸き上げや高温差し湯を行うと、結果的に割高な昼間電力の使用が増え、期待した節約効果が得られなくなります。 

混合水栓と利用方法による光熱費の違い 

エコキュートでは、混合水栓(サーモスタット混合栓)の有無や使い方が光熱費に影響します。混合水栓はお湯と水を自動で混ぜる機能。例えば給湯温度を50℃に設定すると、水を加えて約40℃の使いやすい温度に調整可能です。シャワーや蛇口の「ぬるい湯の捨て湯」が減り、無駄な湯量を抑えて電気代の節約につながります。 

単水栓は非効率になりやすい

単水栓は給湯温度そのままの温度でお湯が出るため温度調整が難しく、必要以上にお湯を使いがちです。特に低温設定ではぬるく感じ、多くの湯量が必要となり光熱費が増えます。混合水栓を使い適切に温度設定を調整することが、エコキュートの省エネ運用のポイントです。 

電気代節約のカギは運転モード? 

エコキュートには「通常モード」「省エネモード」「おまかせモード」など、さまざまな運転モードがあります。これらの使い分けも電気代に大きく影響します。

省エネモード

「省エネモード」は、過去の使用実績や現在の設定をもとに必要最低限の湯量と温度で沸き上げを行うため、電気代を抑えやすくなります。特に、湯量の少ない時期や一人暮らしの家庭で効果的で、夏場やお湯の使用量が少ない時期におすすめです。ただし、湯切れしやすいので、冬場や来客時などには注意が必要です。 

通常・おまかせモード

「通常モード・おまかせモード」は、家族の使用パターンや季節に合わせて自動で湯量や温度を調整してくれる機能です。「おまかせモード」などは、家族構成や過去の使用量を学習して適切な湯量を確保するため、湯切れのリスクが低く、快適な使用感を保ちやすいという特長があります。

夜間沸き上げ設定

「夜間沸き上げ設定」は、夜間の安価な電力でお湯を沸かす設定が基本です。昼間の追加沸き上げは割高なので、極力避けましょう。季節や家庭の使用状況に応じて運転モードを切り替えることで、無駄な電力消費を防ぎ、電気代の節約につながります。 

50度設定で要注意!「高温差し湯」とは?

「高温差し湯」とは、タンク内の高温(50~60度)のお湯をそのまま浴槽に追加する機能です。この機能を頻繁に使うとタンク内のお湯が急激に減り、追加の沸き上げが必要になってしまうため、結果的に電気代が高くなることがあります。50度設定でも冬場や長時間の入浴でお湯が冷めやすい場合、「高温差し湯」を頻繁に使用すると夜間に沸かしておいたお湯が早くなくなり、日中に再びお湯を沸かす必要が出てくることがあります。日中は電気料金が高いため、結果的に電気代が増える原因になります。

節約するためには?

節約のためにはできるだけ夜間のうちに十分な湯量を沸かしておき、「高温差し湯」や追い焚きの頻度を減らすことが重要です。 

実生活で使いやすい温度設定のポイント

エコキュートの電気代を節約しつつ快適に使うためには、季節や家族構成、生活パターンに合わせた温度設定と運転モードの調整が不可欠です。

夏夏または中間期(春・秋)夏50度
冬場や寒冷地55~60度

夏または中間期(春・秋)は50度設定が最も効率的で、節約効果が高いと言えます。水道水の温度が比較的高いため、配管でのロスが少なく快適に使えます。 

冬場や寒冷地では配管での放熱ロスが大きくなるため、55~60度に設定するのがおすすめです。50度設定でもぬるく感じる場合は、季節に応じてこまめに設定温度を見直しましょう。冬場は給水温度が1桁台まで下がることもあり、浴室やキッチンまで届く間にお湯の温度が5度前後低下するケースもあります。50度設定だと実際に使うときにぬるく感じやすくなり、結果的に多くの湯量を使ってしまい、電気代がかさむ恐れがあります。

家庭ごとの使い分けも重要

家族構成・使用量も考慮に入れましょう。大人数やお湯の使用量が多い家庭は、湯切れ防止のためにやや高めの温度設定や湯量設定が必要です。少人数や使用量が少ない家庭は、省エネモードや50度設定で十分な場合が多いでしょう。 

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【まとめ】エコキュートの設定温度は50度で節約に!

きゅうとうきくん

エコキュートの給湯温度を50度に設定すると電気代の節約になるだよ。

やかんくん

それに快適に使えるだポ。

きゅうとうきくん

ただし、寒い時期や使う量が多いときは、設定温度を上げるほうがいいね。

やかんくん

家族みんなで使うとお湯が切れてしまうだポ。

きゅうとうきくん

混合水栓や運転モードの使い方、夜間電力を利用して、各ご家庭ごとに設定温度を決めるといいね。

よくある質問

エコキュートの給湯温度を50度に設定すると電気代は節約できますか?
多くのご家庭で「50度設定」は電気代節約に効果的とされています。40度前後の低温設定よりも50度に設定したほうが効率的にお湯を使え、トータルの電気代が抑えられるケースが多いのです。 

このコラムを書いた人

キンライサー

給湯器交換サービス
お湯が出なくて困ったら【キンライサー】
メディア運営担当

創業26年、年間65,000件の工事実績を誇るガス給湯器・エコキュートのプロフェッショナル。
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