ガス給湯器・エコジョーズの
号数の選び方
ガス給湯器を交換する際、誰もが迷うのが号数の選択ですよね。
現在、ご自宅に設置されてるガス給湯器・エコジョーズの号数、家族構成や地域、ガス代なども考慮してご自宅に合ったピッタリの給湯号数を選びましょう。
ガス給湯器の「号数」とは?
ガス給湯器・エコジョーズの「号数」とは、水温+25℃の水が1分間に出る量(給湯能力)の事です。号数が大きいほど給湯能力が大きく、一度に大量のお湯を使う事が出来ます。給湯号数は16号、20号、24号、28号、32号と分かれており、24号タイプは1分間に24リットルのお湯を出す事が出来るという訳です。ただし、配管条件や給水圧、設定温度、水温差などによって出湯量は変わる場合もあります。

ガス給湯器の号数の確認方法
現在ご家庭で使用中のガス給湯器の号数を確認するには、給湯器本体に貼られているシールを見ればすぐにわかります。
号数が記載されたシールは、基本的には給湯器本体の側面もしくは前面に貼られています。
そこには製品名なども記載されていますが、号数を確認する際に注目してほしいのは「型番・形式」です。ここに記載されている英数字の中で最初に登場する2桁の数字が給湯器の号数となります。
メーカーによって記載されている文字列が異なりますが、たとえ2450のように数字が4桁で表記されていたとしても、号数を表すのは最初の2桁である「24」となります。
つまり、ご使用中の給湯器の号数を確認するだけであればシールの型番・形式に記載された数字だけに着目し、その他の英文字は無視して構わないというわけです。
ガス給湯器の
号数の目安について
ガス給湯器・エコジョーズの「号数」の選ぶ目安として、家族構成があります。
下記の図の通り、単身世帯に最適な給湯号数は16号、2人家族の号数は20号、4人家族の号数は24号となります。ガス給湯器の耐用年数(寿命)は約10年程ですので少し先、未来の家族構成まで見越して号数(給湯能力)選びをしましょう。
もし、今お使いの給湯器で湯量不足などの不便を感じていない場合、同じ号数を選ぶと安心です。


ガス給湯器の「号数」で
ガス代は変わる?
ガス給湯器・エコジョーズの「号数」を選ぶポイントの一つ、ガス代についてです。
ガス代は必ず毎月支払いますので長い目で見れば1円でも安く抑えたいですよね。
16号、20号、24号給湯器の中でガス代が高い順番は24号 → 20号 → 16号です。
号数を大きくすると1分間に出るお湯の量が増え、快適シャワー生活を味わえますが、同時にガス代も掛かるわけです。ガス代も考慮してご自宅にピッタリの号数(給湯能力)選びをしましょう。
ガス給湯器の号数変更【大きくしたい場合】
家族が増えたり、お風呂とキッチンで同時にお湯を使う機会が増えた場合は、給湯器の号数を大きくすることで快適さが向上します。
ただし、号数を変更する際には、ガスメーターの能力や配管条件、マンションの規約を確認しておくことが大切です。
これらの条件を把握せずに号数を変更すると、せっかくの高性能機種でも本来の能力を発揮できない場合があります。
実際にガス給湯器の号数アップしたのに、出湯量が前と変わらないというご相談をいただくことがあります。その原因は配管条件(配管長、配管径、配管経路)や給水圧、給水温度、ガス配管径です。細い配管(1/2配管)のご自宅に24号給湯器を設置しても20号程度の給湯能力しか出ないのでしっかりと下記の確認が必要です。
ガスメーターの能力を確認する
給湯器の号数を上げると、それに応じてガスの使用量も増えます。
ガスメーターの容量が不足していると、給湯器が安定して燃焼できず、お湯の温度が一定にならないことがあります。
まずは現在のガスメーターの号数(例:4号、6号など)を確認し、必要に応じてガス会社へ容量変更を依頼しましょう。
配管条件を確認する
号数を大きくする際には、給湯器本体だけでなく配管の太さや配管経路の長さも確認する必要があります。
配管が細いままだと十分な流量を確保できず、湯量や水圧が不安定になることがあります。
また、分岐が多い配管構成や長い配管距離もお湯の勢いに影響します。
施工前にガス・給水・給湯それぞれの配管径と状態をチェックしましょう。
マンションの規約を確認する
ご自宅がマンションの場合、給湯器の号数選びは何点か注意は必要です。
まず、マンション規約にて号数アップ(16号 → 20号や20号 → 24号)が禁止されてるマンションがありますので注意しましょう。
特にPS(パイプスペース)内設置型の給湯器では、建物全体の排気方式やガス供給量に制約があるため、個別に大きい号数へ変更できないことがあります。
また、管理規約で「設置可能な給湯器の号数」や「排気口の位置」などが指定されている場合もあります。
トラブルを避けるためにも、事前に管理会社や管理組合へ必ず確認が必要です。
大きい号数へ変更した工事事例

女性のお客様より、ガス給湯器の交換についてご相談をいただきました。
現在ご使用中の16号の給湯器では、お湯の量が十分でなく、使いづらさを感じていらっしゃるとのことでした。
以前は24号の給湯器を使用されていたこともあり、今回は24号への交換をご希望。
過去に号数選定で不便を感じた経験があるため、「今の住まいに合った機種をきちんと選びたい」とのご要望がありました。
まずは設置状況を正確に確認するため、現在の給湯器まわりの写真をお送りいただく流れをご案内。
写真をもとに配管や設置スペースを確認した結果、24号への交換が可能と判断しました。
また、操作しやすい新しいリモコンへの交換も含めた内容でお見積りをご提案。
お湯の使用量や生活スタイルに合った給湯器を選定することで、安心してお使いいただける工事内容となりました。
ガス給湯器の号数変更【小さくしたい場合】
家族構成の変化などでお湯の使用量が減った場合は、給湯器の号数を小さくすることでガス代や本体価格を抑えることができます。 ただし、安易に号数を下げると同時使用時にお湯の温度が安定しないことがあるため、実際の使用状況に合わせた判断が必要です。
小さい号数へ変更した工事事例

男性のお客様より、給湯器が動かなくなったとのご相談をいただきました。
先週頃からお湯が使えない状態が続いており、早めの交換をご希望されていました。
お話を伺うと、以前より一緒に暮らすご家族の人数が減り、出張も多く、ご自宅で過ごす時間が少ない生活スタイルとのことでした。
そのためお客様ご自身から、24号から20号へのサイズダウンをご希望されました。
使用状況を踏まえ、必要十分な能力の20号給湯器を選定。
あわせて、操作が分かりやすく、余計な機能のないシンプルリモコンを採用しました。
号数を見直すことで、本体費用やランニングコストの面でも無駄を抑えた内容となり、現在の暮らしに合った給湯器へ無事交換工事が完了しました。
特殊な号数のガス給湯器も存在する
一般的な家庭用ガス給湯器は16号・20号・24号が中心ですが、実はそれ以外にも特定の用途に合わせた特殊な号数の給湯器があります。
「5号」「32号」「50号」などの機種は、使用目的や設置環境が明確に限られており、家庭用とは異なる運用が多いのが特徴です。
ここでは、それぞれの号数の特徴と使用シーンを紹介します。
5号給湯器
5号給湯器は、少量のお湯を使う場所向けの給湯器です。
本体がコンパクトで設置スペースを取らないため、店舗のバックヤードやガレージ、別棟の流し台にもよく採用されます。
32号・50号給湯器
32号・50号給湯器は、一般的な家庭用よりも高出力な大容量タイプで、同時に複数箇所でお湯を使うシーンや業務用環境に適しています。
特に50号給湯器はより高出力で、ホテル・飲食店・病院・スポーツクラブ・寮などの業務用施設向けに設計されています。
大量の給湯を長時間安定して行うため、業務用ガスメーターや太径配管が求められます。
家庭用のガス設備では対応できないため、50号は住宅用ではなく完全な業務用機器として扱われています。設置の際は、ガス会社や施工業者による配管条件・ガスメーター容量の確認が必要です。



