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給湯器の電気代は高い?節約のポイントを紹介

給湯器の電気代は高い?節約のポイントを紹介

給湯器の電気代が意外とかかっているのではないかと感じたことはありませんか?
とくに冬場やお風呂をよく使う家庭では、給湯器の待機電力や追い焚きの使用頻度によって、電気代がじわじわと増えることがあります。
給湯器の種類や使用状況によっては、年間で数千円以上の差が出ることもあり、放置しておくと光熱費の負担につながる可能性があります。

この記事では、給湯器にかかる電気代の目安を従来型・エコジョーズのタイプ別に解説するとともに、電気代が高くなる原因や今日からできる節約のポイントについても詳しく紹介します。
この記事を通して、給湯器を賢く使いながら、無理なく光熱費を抑える方法を身につけましょう。

給湯器にかかる電気代

給湯器の電気代は、使用状況や給湯器の種類によって大きく変わります。ここでは従来型の給湯器とエコジョーズでそれぞれの電気代について詳しく解説します。

従来型の給湯器の場合

従来型の給湯器は長年使用されている一般的なタイプで、給湯時や待機中の電力消費が特徴です。ここでは従来型給湯器の給湯時電力と待機電力について詳しく見ていきます。

給湯時電力

従来型のガス給湯器では、給湯中にファンモーターや着火装置、温度制御のためのマイコン基板などが作動し、平均して約125Wの電力を消費します。
この状態で10分間お湯を出し続けると、約0.7円の電気代が発生し、これを毎日行った場合は月に約21円、年間で約250円程度となります。
給湯時の電力消費は小さいものの、電気とガスを併用してお湯をつくる仕組みであるため、電力消費の面でも無視できない存在です。
とくに長時間のシャワーや湯はり、頻繁な追い焚きなどでは電気代にも影響します。

待機電力

給湯器は常時リモコンや基板が通電された状態で待機しており、従来型の場合は約7〜8Wの待機電力が発生します。
これは目立たないながらも、1日あたり約6円、1ヶ月で180円前後、年間では2,000円を超える電気代につながります。
給湯をしていない時間帯でも消費が続くため、利用頻度が少ない家庭では特に負担が大きくなります。

なお、節電を目的にリモコンの電源をこまめにオフにすることで待機電力は抑えられますが、冬場にコンセントを抜くと凍結防止機能が作動しないため注意が必要です。

エコジョーズの場合

エコジョーズ高効率なガス給湯器で、省エネ性能が従来型に比べて優れています。
ここでは、エコジョーズの給湯時電力と待機電力について解説します。

給湯時電力

エコジョーズの給湯時における消費電力は、基本的には従来型と同様で約125Wとされています。
湯はりやシャワー使用中にファンモーターや着火装置、温度制御基板などが稼働し、10分間でおよそ0.7円の電気代がかかります。
これを毎日使う場合、月間で約21円、年間でも250円前後の電気代になります。

電気の使用量自体は従来型と大きな差はありませんが、エコジョーズは排熱を再利用してガス使用量を抑えるため、トータルの光熱費ではより省エネになります。

待機電力

エコジョーズの最大の強みの一つが、待機電力の低さです。
代表的なモデルでは待機電力が約1.7W程度と非常に低く抑えられており、これは1日あたり約1円、月間では約30円、年間でも360円ほどの電気代に収まります。
従来型と比べて年間1,500円〜1,800円もの差が生まれることもあり、長期間使用すればするほど光熱費の差が明確になります。
機種によってはさらに低い0.9W前後のモデルも存在し、電気代削減を重視する家庭には非常に魅力的な選択肢となっています。

給湯器の電気代が高くなる原因

給湯器の電気代は、さまざまな要因によって増加することがあります。
ここでは、高くなる主な原因について詳しく解説し、それぞれの特徴や仕組みを説明します。
以下では、給湯器から発生する待機電力や機能の使用頻度、利用環境など具体的な要因にフォーカスしてお伝えします。

給湯器の待機電力

給湯器は使用していない時でも、リモコン表示や内部の制御基板が常に稼働しており、わずかながら電力を消費しています。
これが「待機電力」と呼ばれるもので、従来型では約7〜8W、最新の省エネ機種でも1〜2W程度かかります。
一見すると小さな数値ですが、24時間365日稼働するため、年間では数百円〜2,000円以上の電気代になることも少なくありません。

とくに使用頻度の低い家庭では、この待機電力が電気代の“見えない負担”となっている可能性があります。

追い焚き機能の頻繁利用

追い焚き機能を頻繁に使用すると、給湯器の電力消費量は増加します。
この機能は、ガス燃焼だけではなく、浴槽内のお湯を循環させるポンプを動かすために電力を必要とします。
また、一度冷めたお湯を温め直す際には余計なエネルギーを費やすため、電気代だけでなくガス代も高くなる可能性があります。

頻繁な追い焚きは光熱費全体を押し上げる原因となるため、利用回数の減少や適切な温度管理が節約に役立ちます。

シャワーや給湯の長時間利用

シャワーや給湯を長時間使用することは、給湯器の電力消費の増加につながります。
給湯器は使用中、内部のファンやマイコン制御回路が働き続ける仕組みとなっているからです。
また、ガス給湯器の場合、お湯を一定の温度に保つためのセンサーやガス燃焼制御機能も稼働し、それら全てが電力を必要とします。

きゅうとうきくん

無駄な電気代を削減するためには、シャワー時間の短縮やお湯の使用状況の見直しを行うことがポイントだよ!

給湯器の老朽化・劣化

給湯器が老朽化すると、電力消費が増えるケースがあります。
これは、内部の部品が劣化して効率が低下するためです。

例えば、ポンプやセンサーの動作が不安定になることで無駄な電力が使用されることがあります。
また、経年劣化によりガスバーナーや制御回路の性能が低下すると、加熱効率が下がり、給湯に必要なエネルギー量が増加します。
そのため、定期的な点検や必要に応じた給湯器の交換が重要です。

季節要因(冬場の凍結防止)

冬場には給湯器や配管が凍結するのを防ぐため、凍結防止機能が自動的に作動します。
この機能には電力が必要で、例えばヒーターが動作したり、水を循環させるポンプが継続して稼働したりします。
特に寒冷地での使用ではこれらの動作が頻繁になり、その分電気代が増える要因となります。
凍結防止は安全のために欠かせない機能ですが、光熱費が高くなる要因として考慮する必要があります。

給湯器の電気代を節約するポイント

給湯器の電気代を節約するためには、日常生活の中で簡単に取り入れられる方法がたくさんあります。ここでは、具体的な節約ポイントをご紹介します。

使用していない時は給湯器のスイッチをオフにする

給湯器は使用していない状態でも待機電力を消費しています。
そのため、長時間使用しない時にはスイッチをオフにすることが推奨されます。
特に、オンモードでの待機電力はオフモードに比べて年間で約378円も電気代が高くなることがあるため、こまめに電源を切ることで光熱費を削減できます。
また、最新の給湯器には省電力モードが搭載されているものもあるため、これを活用することも効果的です。

お湯の設定温度を見直す

お湯の設定温度は、電気代ではなく主にガス代に影響を与えます。
高い温度設定にするとその分ガス量が多く必要になり光熱費が増加するため、必要以上に温度を高く設定することは避けるべきです。
家庭内の適切なお湯の温度は、洗い物や入浴時におおむね40度前後とされており、この範囲内で調整することで効率よくエネルギーを使用できます。
また、エコジョーズやエコキュートといった効率的な給湯方式を併用することで、さらに節約効果が期待できます。

無理に高温を使わない習慣をつけることが、光熱費の節約につながります。

エコジョーズに買い換える

エコジョーズは従来型の給湯器に比べて効率よくエネルギーを利用できる高効率なガス給湯器です。
特に、ガスの燃焼時に発生する排熱を再利用する構造が特徴で、排熱の無駄を減らすことによってガス代とともに電気代の節約にもつながります。
また、エコジョーズは環境負荷が小さく、長期的な利用を考えるとコストパフォーマンスの良い選択肢と言えます。
さらに、エコジョーズへ買い替えを行う際には補助金制度を利用できる場合がありますので、お住まいの地域で利用できる制度を確認してみると良いでしょう。

エコキュートに買い換える

エコキュートは主にオール電化住宅で使用される電気の給湯器で、エネルギー効率が非常に高い点が魅力です。
この給湯器はヒートポンプ技術を活用し、空気中の熱を利用してお湯を作るため、電気消費量が大幅に抑えられる特徴があります。
特に深夜電力を利用してお湯を沸かす仕組みのため、電気料金の安い時間帯に稼働し、光熱費全体を抑える効果が大きいです。
また、エコキュートは補助金対象となる場合も多いため、初期費用を軽減しやすいメリットがあります。
長期的な電気代節約を考えるのであれば、導入を検討してみる価値が十分にあります。

従来型ガス給湯器からエコジョーズへの交換もキンライサーにご連絡ください!

 

 

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まとめ

やかんくん

給湯器って、電気代も意外とかかるポね〜。特に冬場は待機電力や追い焚きで増えることがあるんだポ。

きゅうとうきくん

そうそう。従来型だと待機電力が7〜8Wくらいで年間2,000円以上になるけど、エコジョーズだと1〜2Wに抑えられて年間数百円で済むんだ。

やかんくん

エコジョーズは排熱を再利用するからガス代も一緒に節約できるポ!光熱費全体で差が出るのは大きいポね。

きゅうとうきくん

さらにエコキュートにすれば、ヒートポンプの仕組みで空気中の熱を利用するから、電気代を大きく抑えられるんだ。夜間電力を使う仕組みもポイントだよ。

やかんくん

でも、結局は使い方も大事ポ。シャワー時間を短くしたり、設定温度を見直すだけでも違うポ!

きゅうとうきくん

その通り。習慣の見直しと、省エネ機種への切り替え、この両方で効率的に電気代を節約できるんだよ。

よくある質問

給湯器をつけっぱなしにしておくと電気代はいくらかかりますか?
給湯器を常時つけっぱなしにしておくと、待機電力により年間で約1,779円の電気代がかかります。これは、給湯器が待機中に微量ながらも電力を消費し続けるためです。一方、電源オフ時でも年間約1,401円の待機電力コストが発生します。そのため、つけっぱなしとオフの状態との電気代差は年間約378円程度となりますが、節電意識を持つことでわずかな節約が可能です。
給湯器の電源は切ったほうがいいですか?
給湯器の電源を基本的に切る習慣を持つことで、待機電力の一部を減らすことができます。オフモードでの待機電力は年間約1,401円とされており、オンモードの年間電気代約1,779円よりも安く済みます。ただし、頻繁に電源をオンオフすると、内部の部品に負担がかかる場合もあるため使用頻度や状況に応じた運用が必要です。
給湯器のリモコンスイッチは切った方が節約になる?
給湯器を使用しない際に電源を切ることは、節約に直結する方法のひとつです。待機電力の削減で年間378円ほど節約できる可能性があります。ただし、短時間の外出や頻繁なオンオフ操作は、給湯器の消費電力や寿命に影響を与えることがあるため注意が必要です。電気代節約の観点からも、使用状況に応じた適切な運用が最も効果的です。
給湯器のリモコンスイッチはこまめに消した方がいい?
給湯器をこまめに消すことで節電は可能ですが、問題となるのは電源を入れ直す際に発生する消費電力や機器への負担です。頻繁なオンオフは給湯器内部の部品摩耗を早める可能性があり、長期的には修理費用がかさむ恐れもあります。使用頻度に応じたバランスの取れた運用を心掛けることが、電気代節約も含めた賢い方法と言えるでしょう。
給湯温度を40度にするのはなぜいけないのですか?
給湯温度を40度に設定することが推奨されない場合があります。その理由は、温度が低すぎるとお湯が十分に殺菌効果を発揮しない可能性や、給湯器内部での効率が下がる場合があるためです。また、シャワーや蛇口で高温のお湯を混合水栓で調整する方がエネルギー効率が良い場合もあります。適切な温度設定を保つことで、電気代やガス代にも良い影響を及ぼします。

このコラムを書いた人

キンライサー

給湯器交換サービス
お湯が出なくて困ったら【キンライサー】
メディア運営担当

創業27年、年間72,000件の工事実績を誇るガス給湯器・エコキュートのプロフェッショナル。
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