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給湯器Q&A

給湯器のつけっぱなしは危ないって本当?危険性が高まる場合を紹介

給湯器のつけっぱなしは危ないって本当?危険性が高まる場合を紹介

「給湯器をつけっぱなしにすると危ないのでは?」と心配する方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、最新の給湯器は安全設計されており、水が流れたときだけ点火する仕組みになっているため、つけっぱなしで大きな事故につながることは基本的にありません。
ただし、古い給湯器やバランス釜を使用している場合、または経年劣化や設置環境の影響によっては、火災やガス漏れといったリスクが高まる場合があります。

この記事では、給湯器をつけっぱなしにすることの危険性や注意すべき場合、さらに電気代や寿命への影響についても詳しく解説します。
この記事を通して、給湯器を安心して使い続けるための正しい知識を身につけましょう!

給湯器のつけっぱなしは危ない?

給湯器をつけっぱなしにしても、基本的には安全に使用できるよう設計されています。
現在の給湯器は、蛇口を開けて水が流れるタイミングで初めて点火する仕組みとなっており、つけっぱなしだからといってガスが無駄に燃焼したり大きな故障につながったりすることはありません。
また、待機中の給湯器が消費する電力もごくわずかで、電源をオンにしておいても大きな問題はありません。
ただし、使用年数が10年以上経過した古い給湯器や、1990年代以前に普及したバランス釜を使用している場合には、火災や故障といったリスクが少なからず存在します。
このような場合については、次の章で詳しく解説します。

給湯器のつけっぱなしで危険性が高まるのはどんな時?

給湯器は通常、つけっぱなしにしても安全に使用できる設計となっています。
しかし、場合によっては危険性が高まることもあります。ここでは、特に注意が必要な場合について詳しく解説します。以下でその具体的な状況を確認しましょう。

古い給湯器やバランス釜を使用している場合

2000年以前に製造された古い給湯器や、バランス釜と呼ばれる設備を使用している場合、給湯器をつけっぱなしにすることが危険となる場合があります。
現代の給湯器には、事故を防ぐための安全装置が搭載されていますが、古いタイプの給湯器にはこのような機能が備わっていないことが多いです。
また、バランス釜は特に設置環境や使用方法が影響しやすく、つけっぱなしにすることで火災が起こるリスクが指摘されています。
これらの設備を利用している場合は、定期的に状態を確認し、必要であれば交換を検討することが推奨されます。

給湯器が経年劣化している場合

給湯器の使用年数が10年を超えると、経年劣化が進むことで故障や危険が発生するリスクが増加します。
経年劣化による具体的な症状として、お湯の出が悪くなる、異音がする、異臭が発生するといったトラブルが挙げられます。また、内部部品の劣化によってガス漏れが起こる可能性も高まるため、注意が必要です。
このような状態のまま給湯器をつけっぱなしにしていると、さらなる故障や事故につながる恐れがあるため、早めに修理や交換を行うことが重要です。
特に10年を経過した給湯器を使用している場合は、メーカーや給湯器の交換業者による点検を定期的に行うことをおすすめします。

給湯器の設置環境が悪い場合

給湯器の設置環境が悪い場合、つけっぱなしで使用することは危険の要因となることがあります。
たとえば、給湯器が換気の十分でない狭いスペースや、ホコリや汚れが多い場所に設置されていると、火災や一酸化炭素中毒のリスクが高まります。
また、排気口が詰まっている場合、正常な排気が妨げられ、危険な状態になることもあります。
こうした問題を未然に防ぐためには、設置場所の換気状態を改善する、定期的に掃除を行う、あるいは設置場所の見直しを検討することが重要です。

特にガスを利用した給湯器の場合、安全性を確保するために設置環境に十分注意する必要があります。

給湯器のつけっぱなしは故障に影響する?

給湯器をつけっぱなしにしていても、通常は故障につながるような大きな負担がかかることはありません。
現在の給湯器は、水が流れない限り点火しない仕組みになっており、電源を入れたままの状態であっても安全です。
また、つけっぱなしの場合でもガスが燃焼しないため、機器への負担も最小限に抑えられています。

一方で、給湯器が10年以上経過している場合や、お湯の出が悪くなるといった異常がある場合には、経年劣化により故障リスクが高まる可能性があります。
給湯器を長く安全に使用するためには、定期的なメンテナンスや点検を行い、異常を感じた場合は早めに修理や交換を検討することが大切です。

きゅうとうきくん

つけっぱなしにしても通常は問題ないけど、給湯器の状態や寿命には注意を払おう!

給湯器が故障したかもと感じた時の対処法

ここでは、給湯器が故障したかもしれないと感じたときの具体的な対処法をご紹介します。
異音や異臭、水漏れなどの症状が出た場合、その原因や適切な対応を知っておくことで、大きな故障や事故を未然に防ぐことができます。

異音がする場合の対処法

給湯器から異音がする場合、主にファンモーターの不具合や内部部品の劣化が原因と考えられます。
例えば、運転中に「ゴーゴー」という音や「カタカタ」といった異常音が聞こえる場合は、ファンにゴミが詰まっている可能性があります。
このような場合では、できるだけ早めに給湯器の点検やクリーニングを依頼しましょう。
また、異音が単発的ではなく継続している場合、内部部品そのものが故障していることもあるため、修理費用が高額になる前にメーカーや給湯器の交換業者に相談することをおすすめします。
給湯器を無理に使用し続けることは危険ですので注意しましょう。

異臭がする場合の対処法

給湯器から異臭を感じる場合、特に気を付けなければならないのがガス漏れの可能性です。
例えば「ガス臭い」と感じた場合は、すぐに給湯器やガス元栓を閉め、換気を行いましょう。その際に火気を一切使用しないことが重要です。
また、金属が焼けるような臭いや焦げた臭いがする場合、内部の故障により加熱が発生している可能性があります。
この場合も使用を中止し、速やかにメーカーや給湯器の交換業者に連絡してください。給湯器の異臭は健康被害や火災の危険性を伴う場合もあるため、見過ごさずに慎重な対応が求められます。

水漏れする場合の対処法

給湯器から水漏れが発生する場合、その原因として配管の接続部からの漏れや内部部品の損傷が考えられます。
特に長期間使用している給湯器の場合、内部パッキンの劣化が進みやすく、水漏れのリスクが高まります。
まずは給湯器本体周辺を確認し、水漏れの規模が大きい場合は水道の元栓を閉めるとともに、使用を中断してください。
放置しておくと漏れた水が給湯器内部に入り込み、さらに故障が進む危険があります。
原因が特定できない場合や応急処置が難しい場合は、速やかにメーカーや給湯器の交換業者に点検や修理を依頼することをおすすめします。

給湯器をつけっぱなしにすることの影響

ここでは、給湯器をつけっぱなしにしておくとどのような影響があるのかについて詳しく解説します。以下では、特に電気代に注目してその影響を見ていきます。

電気代がわずかに発生する

給湯器をつけっぱなしにしておくと、待機電力による電気代がわずかに発生します。
現在の給湯器は水が流れるときだけ作動する仕組みになっており、ガスを使うタイミング以外では燃焼は行われません。
ただし、電源をオンにしている間はリモコンや内部の電子部品が稼働しているため、待機状態として少量の電力が消費されます。
具体的には、オンモードでの待機電力は1年間で約1,779円程度になるとされています。

この消費量は非常に小さいため、経済的な負担は大きくありません。
ただし、環境意識を持つ方や不要な電力消費を避けたい場合には、使わない時間が長いときは電源をオフにするのも一つの方法です。
給湯器をつけっぱなしにすることが「危ない」という印象を持つ方もいるかもしれませんが、電気代の増加程度は些細なものであり、大きな心配は不要です。

給湯器が故障したらキンライサーにご連絡ください!

 

 

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まとめ

やかんくん

給湯器をつけっぱなしにしてても、基本は安全なんだポ!

きゅうとうきくん

そうだね。今の給湯器は水が流れたときだけ点火する仕組みだから、無駄にガスを使ったり火事の心配はほとんどないんだ。

やかんくん

でも、古い給湯器とかバランス釜だとリスクがあるんだポ?

きゅうとうきくん

古いタイプは安全装置が弱いことが多いから、火災や故障の危険が高まるんだよ。

やかんくん

あと、10年以上使ってると経年劣化でトラブルも増えるポ!

きゅうとうきくん

異音や異臭、水漏れが出たら早めに点検や交換を考えるのが安心なんだ。

やかんくん

結局、定期的なメンテナンスと点検が大事ってことだポ!

きゅうとうきくん

安全に長く使うためには、給湯器の状態をよくチェックしておくのがポイントだよ。

よくある質問

給湯器をつけっぱなしにしていると火事になりますか?
給湯器をつけっぱなしにしていても、火事のリスクは低いです。現在の給湯器は安全装置が標準で搭載されており、水が流れていない状態ではガスの燃焼が起こりません。ただし、古い給湯器やバランス釜の場合は例外です。これらは火災のリスクが高いと言われており、特に1965年以降に普及したバランス釜の場合、使い方や劣化状況によって火事を引き起こす可能性があります。古い給湯器を使用している場合は、早めの交換を検討しましょう。
給湯器の電源は切ったほうがいいですか?
給湯器の電源を切る必要は基本的にはありません。給湯器は水の流れが生じて初めて点火する仕組みのため、電源をつけっぱなしでも安全です。また、電源を頻繁に切ると電気系統に負担がかかることもあります。一方で、長期間家を空ける場合などには、節電のために電源を切ることが推奨されます。その場合も、リモコンや取扱説明書を確認してから行動するようにしましょう。
給湯器をつけっぱなしにしておくとどうなる?
給湯器をつけっぱなしにしておいても、基本的に問題はありません。給湯器は待機時にも少量の電力を消費しますが、ガスは燃焼せず安全な状態を保っています。例えば、蛇口をひねるまでガスが使用されない仕組みが採用されているため、ガス代が無駄にかかることはありません。ただし、経年劣化が進んだ給湯器を利用している場合、突然のトラブルや故障が発生する可能性もあるため、定期点検を行うことが重要です。
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給湯器をつけっぱなしにしておくとどんなデメリットがありますか?
給湯器をつけっぱなしにしておくデメリットとして挙げられるのは、主に待機電力の負担です。例えば、年間あたり1,779円ほどの電力消費が生じることがあります。また、経年劣化により古い給湯器を使っている場合、故障リスクが高まることが懸念されます。それ以外では、安全面やガス利用量に大きな問題はありません。ただ、長期間使わない場合には電源を切ることで、さらに無駄を減らすことができます。
詳しい記事はこちら  
給湯器が爆発するのはなぜ?
給湯器が爆発する場合は極めて稀ですが、主な原因としてガス漏れや不完全燃焼、古い給湯器の劣化が挙げられます。特に、古い機種には最新の安全装置が搭載されていない場合があり、異常な圧力やガスの滞留が爆発につながる恐れがあります。また、換気が不十分な場所に設置されている場合にも注意が必要です。このため、異常を感じたら早急にメーカーや給湯器の交換業者に点検を依頼し、定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

このコラムを書いた人

キンライサー

給湯器交換サービス
お湯が出なくて困ったら【キンライサー】
メディア運営担当

創業27年、年間72,000件の工事実績を誇るガス給湯器・エコキュートのプロフェッショナル。
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