1. お湯のお役立ちコラムTOPへ

給湯器Q&A

バスソルトを入れたお風呂は追い焚きできない?追い焚き後の対処法も解説

バスソルトを入れたお風呂は追い焚きできない?追い焚き後の対処法も解説

バスソルトは心身をリラックスさせる入浴アイテムとして人気ですが、追い焚き機能付きのお風呂で使用する際には注意が必要です。
知らずに使用すると、配管や給湯器に思わぬトラブルを招いてしまう可能性があります。

この記事では、バスソルト使用時の追い焚きの可否や、誤って追い焚きをしてしまった場合の対処法、安心して使える入浴剤の選び方などを丁寧に解説します。

バスソルトを入れたお風呂は追い焚きしても大丈夫?

バスソルトを入れたお風呂での追い焚きは基本的に推奨されていません。
多くのバスソルトには、塩分(塩化ナトリウム)やその他の成分が含まれており、それが原因で風呂釜や配管内にサビが発生したり、故障を引き起こしたりする可能性があります。
また、塩分が金属部品を傷め、追い焚き機能が正常に働かなくなるリスクも高まります。そのため、バスソルトを使用した際は追い焚きを避けることが大切です。

一部の成分を含まない専用の入浴剤であれば追い焚き可能な場合もありますが、事前に給湯器や入浴剤の説明書を確認してから使用するようにしましょう。

バスソルトを入れたお風呂を追い焚きしてしまった場合の対処法

もしバスソルトを入れた状態でうっかり追い焚きをしてしまった場合でも、早めに適切な対処をすれば大きなトラブルを防ぐことができます。
ここでは、誤って追い焚きした際の具体的な対処手順をわかりやすくご紹介します。

お湯をすぐに抜き、配管をしっかり洗浄する

もしバスソルトを入れた状態で追い焚きをしてしまったら、最優先でお湯を抜きましょう。
その後、追い焚き機能を使用して未使用のお湯を何度か循環させ、配管内部の塩分や成分をしっかり洗い流すことが必要です。
特に、塩化ナトリウムが配管や金属部分を傷めると言われているため、再度追い焚き機能を使用する前に入念な洗浄が欠かせません。
また、使用されている入浴剤によっては配管内に固まる成分もあるため、手間になりますが、定期的なプロによるメンテナンスも検討してください。

追い焚き機能をオフにし、専用洗浄剤で清掃する

追い焚き可能な機能を備えた給湯器であっても、バスソルトによる内部の劣化を防ぐために、専用の洗浄剤を活用するのがおすすめです。
入浴剤の成分の多くは配管に付着しやすく、それが故障の原因となる可能性があります。専用洗浄剤を用いることで、バスソルトによる塩分や油分などの成分を効果的に除去できます。
自分で行う洗浄が難しい場合は、メーカーのサービススタッフや設備業者に清掃を依頼することで、確実な処置が可能です。

配管の点検を行い、不具合があれば早急に修理する

配管内に塩分が残った場合、時間が経つにつれ金属部分にサビが発生し、水漏れや機能不全のリスクが高まります。
そのため、追い焚きしてしまった後は、一度専門業者に配管の点検を依頼するのがおすすめです。点検によって初期の不具合が発見されれば、修理費用や対応時間を大幅に抑えることができます。
特に、塩化ナトリウムなどの成分が濃いバスソルトを使用した場合は、早めの点検が重要です

点検を怠ると、給湯器の寿命が大幅に短くなる可能性があるため注意が必要です。

追い焚き可能なバスソルトの特徴

追い焚きに対応したバスソルトは、塩分を含まず成分に配慮されたものがほとんどです。
ここでは、安心して使えるバスソルトの見分け方や選び方についてご紹介します。

塩分を含まないエプソムソルト

エプソムソルトは塩分を含まないため、追い焚き機能が付いたお風呂でも比較的安全に使用できるとされています。
エプソムソルトの主成分は硫酸マグネシウムであり、これには塩化ナトリウムが含まれないのが特徴です。塩化ナトリウムが含まれると、配管や給湯器内部が錆びたり、故障の原因になったりすることがあります。
一方、エプソムソルトは追い焚きによる金属腐食の影響が少なく、安心して使える入浴剤として注目されています。

ただし、製品によっては他の成分が配合されている場合もあるため、購入時は成分表をしっかり確認することが大切です。

天然由来の成分で作られた製品

天然のミネラルを使用したバスソルトは追い焚き機能にも適している場合があります。
特に岩塩や湖塩を使用した製品には、人工的な添加物や化学成分が含まれていないものが多く、配管や給湯器への負担を軽減することが期待できます。
自然塩は溶けやすく、入浴中に漂う微細な固形物が少ないため、機械に詰まりにくいという利点があります。

ただし、国産製品であっても成分によっては注意が必要な場合がありますので、必ずラベルの注意書きを確認してください。

追い焚き対応と明記されている商品

最近では、「追い焚き対応」と明記されたバスソルトが市販されるようになっています。
これらの製品は、追い焚き機能への影響を考慮して設計されており、配管を痛める成分が含まれないか、非常に微量に抑えられてることが多いです。
また、細かな粒子状の塩ではなく、水に溶けやすい形状に加工されている場合もあり、給湯器のフィルターや配管詰まりのリスクが軽減されています。
このように「追い焚き対応」と明記された製品であれば比較的安心して使用することができるといえますが、製品の成分情報もしっかりチェックした上で、お風呂や給湯器に負担をかけない製品を選ぶことをおすすめします。

バスソルトの正しい使い方

バスソルトを安全かつ効果的に使用するためには、使用量や排水のタイミングなど、いくつかの注意点があります。
ここでは、お風呂の設備と肌への影響の両方を考慮した正しい使い方を解説します。

使用量を守って正しく入れる

バスソルトは、入浴剤の一種としてお風呂に適量を入れることで、リラックスを求める人や美容に敏感な人がよく使用するアイテムです。
しかし、適量を守ることが重要です。一般的には200リットルのお湯に対して30g~50gを目安に使用してください。
過剰に入れすぎると、塩分濃度が高くなりすぎて肌が乾燥したり、浴槽や配管を傷めたりする原因になることがあります。
また、使用前には製品のパッケージやラベルに記載された使用量や注意書きをしっかり確認することが大切です。

バスソルトの成分によっては、追い焚き機能の使用が制限される場合がありますので、塩分や酸化物を多く含むものには特に注意しましょう。

お風呂をすぐに排水する

バスソルトを使用した後は、湯船の残り湯をなるべく早く排水することが推奨されます。
使用されたバスソルトの成分、特に塩分(塩化ナトリウム)は、お湯の中に溶けて残るため、長時間放置すると浴槽表面や配管にダメージを与える可能性があります。
特に追い焚き機能を使用している場合、湯が配管内を循環することで、内部に塩分が付着し、錆や劣化を招く原因になります。
毎回使用後には必ず清掃を行い、すすぎ洗いをすることで、配管や浴槽を清潔に保つことができます。

きゅうとうきくん

こうした習慣をつけることで、お風呂を美しい状態で長く使い続けることができるよ!

肌への適応を確認する

バスソルトには、塩化ナトリウムやマグネシウムなどの成分が含まれていますが、人によってはこれらの成分に敏感に反応する場合があります。
お風呂にバスソルトを入れる前に、パッチテストを行うことをおすすめします。
これは、手の甲や腕の内側など肌が薄くデリケートな部位に少量のバスソルトを溶かした水を塗って、異常が出ないかを確認する方法です。
また、敏感肌やアトピー肌の方には、無添加や低刺激性のバスソルト、特にエプソムソルトの使用が適しています。これにより、肌への負担を軽減し、安心してリラックスタイムを楽しむことができます。

給湯器のことならキンライサーになんでもご相談ください!

 

 

ガス料金シュミレーションをする

まとめ

バスソルトは、お風呂時間をよりリラックスできるものとして人気の入浴剤ですが、追い焚き機能との相性には注意が必要です。
特に自然塩を含むバスソルトは、塩化ナトリウムが配管や給湯器を傷める原因になる可能性があり、追い焚きは基本的に避けるべきです。
一方でエプソムソルトのような追い焚きにも負担の少ないと言われる成分のものもあり、安全に楽しむ方法を選ぶことが重要です。
また、使用後は残り湯を早めに排水し、新たなお湯への交換を行うことで配管や設備のダメージを軽減できます。
バスソルトを正しく使用することは、より快適で安全なバスタイムを実現し、風呂のリラックス効果を最大限に引き出します。
安心かつ効果的に楽しむために、成分や使用方法をしっかり確認し、適切な対応を心がけましょう。

やかんくん

バスソルトって気持ちいいポ〜!でも追い焚きには向かないんだポ?

きゅうとうきくん

その通り。塩分が入ってると配管や給湯器がサビたり故障する原因になるんだ。

やかんくん

じゃあ、間違えて追い焚きしちゃったらどうすればいいポ?

きゅうとうきくん

すぐにお湯を抜いて、配管をしっかり洗浄することだね。専用の洗浄剤を使うとより安心だよ。

やかんくん

「わかったポ!これからは成分や注意書きをちゃんと見て、お風呂も給湯器も大事にするポ〜!

よくある質問

バスソルトを入れたお風呂は追い焚きしても大丈夫ですか?
結論から言うと、ほとんどのバスソルトが入ったお風呂での追い焚きは推奨されていません。バスソルトの成分には塩化ナトリウムが含まれていることが多く、この塩分が追い焚き機能の配管や金属部分に悪影響を及ぼし、サビや故障を引き起こす可能性があるためです。また、バスソルトの種類によっては、香料や色素が配管に残り、トラブルの原因となることもあります。そのため、追い焚きが可能かどうかを事前に製品の説明書で確認することが重要です。
追い焚き機能を使ってしまった場合、どのように対応すればいいですか?
誤ってバスソルトが入った状態で追い焚きをしてしまった場合、速やかに配管を洗浄する必要があります。まず、お風呂の水を抜いてから、給湯器メーカーが推奨する配管クリーニング剤を使い、配管内を洗浄してください。さらに、エプソムソルトのように塩分を含まない入浴剤であれば問題を最小限に抑えるケースもあるため、使用するバスソルトの成分確認が大切です。放置すると深刻な故障を引き起こす可能性があるため、早めの対処を心掛けましょう。
エプソムソルトは追い焚きしても問題ありませんか?
エプソムソルトは追い焚きしやすい入浴剤として知られています。これは、塩分を含まず、硫酸マグネシウムが主成分だからです。そのため、塩化ナトリウムとは異なり、追い焚き配管や機械への影響が少ないと言われています。しかし、エプソムソルトでもバスソルト全般における化学成分の堆積や香料の残留が配管トラブルの原因になる場合があるため、使用後はお湯を早めに排水することが推奨されます。必ず給湯器の取り扱い説明書で使用可能か確認してください。
残り湯を洗濯に使用しても問題ありませんか?
バスソルトの成分が含まれたお湯を洗濯に使用することは、おすすめできません。その理由として、塩分や香料が衣類に付着することが挙げられます。また、洗濯機の内部の金属部分をサビさせてしまうリスクもあります。特に自然塩が主成分のバスソルトは衣類を硬くしたり、色落ちさせる可能性があるため、残り湯は捨てるのが無難です。もし利用する場合は、エプソムソルトなど優しい成分のバスソルトに限定することをおすすめします。
追い焚き可能な入浴剤の基準は何ですか?
追い焚き可能な入浴剤にはいくつかの基準があります。最も重要なのは、塩分(塩化ナトリウム)や硫黄成分を含まないことです。このような成分は配管や機器にダメージを与えやすいため、避ける必要があります。加えて、溶解性が良く配管に残留しにくい成分であることも重要です。具体的には、エプソムソルトやマグネシウム由来の入浴剤が比較的安全と言われています。また、製品ラベルに「追い焚き可能」と記載されている入浴剤であれば比較的安心して使えるといえるでしょう。最終的には商品パッケージだけでなく、成分情報を詳しくチェックし、お風呂や給湯器に負担をかけない製品を選ぶようにしましょう。
バスソルトで追い焚きはできますか?
バスソルトを入れたお湯で追い焚きを行うことは一般的にはおすすめできません。バスソルトの多くは塩分を含み、その塩分が風呂釜や配管を劣化させる原因となります。特に塩化ナトリウムは金属部分にサビを発生させやすく、機能の低下や故障につながる可能性があります。追い焚きを希望する場合は、塩分を含まない入浴剤、例えばエプソムソルトなどを選びましょう。また、入浴剤のパッケージに「追い焚き可能」と記載されているか確認することも重要です。
追い焚きしてはいけない入浴剤は?
追い焚きの際に使用を避けるべき入浴剤には、塩分を含むもの、硫黄系、炭酸カルシウム系のものがあります。塩分は金属部分をサビさせ、配管や風呂釜の劣化を招きます。硫黄成分は特に腐食性が強く、設備の故障の原因となる可能性があります。また、炭酸カルシウムは浴槽や配管内に残りやすく、詰まりを引き起こします。このため、入浴剤を使用する際は、成分表示を確認し「追い焚き可能」と記載があるものを選ぶことをおすすめします。
バスソルトを入れた湯船は追い焚きできますか?
基本的に、バスソルトを入れた湯船での追い焚きは推奨されていません。バスソルトの主成分である塩分(塩化ナトリウム)が配管や風呂釜に悪影響を及ぼすからです。特に金属部分のサビや腐食を進行させる可能性があり、最終的には水漏れや機能不全を引き起こすリスクがあります。追い焚きしたい場合は、塩分を含まないエプソムソルトを選択したり、追い焚き対応と明記された製品を使用するのが安全です。
バスソルトがダメな理由は何ですか?
バスソルトが追い焚きの際に向かない理由は、その成分にあります。一般的なバスソルトは塩分(塩化ナトリウム)を含み、この塩分が配管や風呂釜に影響を与えます。塩分は金属部分をサビさせたり腐食させたりするため、風呂設備の寿命を縮める原因となります。また、塩分が含まれる湯を繰り返し加熱すると塩分濃度が高まり、さらにリスクが増します。そのため、追い焚きする際は塩分を含まない入浴剤を選択することが重要です。
バスソルトは風呂釜に悪いですか?
多くのバスソルトは風呂釜やその配管に悪影響を与える可能性があります。特に、塩分が金属部分に付着しサビを引き起こすことで、配管の腐食を進行させる原因となることがあります。また、塩分濃度が高い状態で加熱された場合、風呂釜内部の部品にダメージを与え、最終的には故障のリスクを高めます。こうしたリスクを避けるためにも、風呂釜を守る工夫として、バスソルト使用後は速やかにお湯を抜き、十分に清掃を行うことが推奨されます。

このコラムを書いた人

キンライサー

給湯器交換サービス
お湯が出なくて困ったら【キンライサー】
メディア運営担当

創業26年、年間72,000件の工事実績を誇るガス給湯器・エコキュートのプロフェッショナル。
ガス給湯器が最大82%OFFと低価格で、高品質な施工とセットでご提供。
さらに無料10年保証付きで多くのお客さまにご満足いただいております。

全国対応!24時間365日年中無休!

見積り無料WEBお電話
かんたん手続き!

WEBから

WEBからのご成約で3,000OFF

かんたん! 約3 総額費用をチェック

※正式なお申込み手続きはお見積り提示後になります。

お電話から

お電話での無料お見積もり・ご相談は

0120-250-910

自動お見積りの際は
撮影にご協力ください

給湯器の「ラベル」と「正面画像」の撮影にご協力ください。
正確な状況の把握により、金額のご提示がスムーズになります。

給湯器ラベル・正面画像

撮影が難しい場合は型番を直接ご入力ください

© キンライサー All Rights Reserved.