給湯器Q&A
給湯器の据置型と壁掛け型の違いは何ですか?それぞれの特徴を解説

目次
給湯器の据置型と壁掛け型の違いは何ですか?
給湯器には「据置型」と「壁掛け型」の2つのタイプがあり、設置方法や住まいの環境によって選び方が異なります。
据置型は、地面や専用の台に設置するタイプで、敷地の広い戸建て住宅に設置されているケースがあります。
一方の壁掛け型は、壁面に直接取り付けるコンパクトなタイプです。都市部の狭小住宅やアパート・マンションなど、限られたスペースを有効活用したい住宅に適しています。すっきりとしたデザインで、床に置かないぶん掃除の邪魔にもなりにくいのがメリットです。
ただし、取り付け位置によっては振動や音が気になることもあるため、設置場所には配慮が必要です。
このように、「据置型」と「壁掛け型」はそれぞれに明確な特徴があり、住宅の構造や設置スペース、給湯の使い方に応じて最適なタイプを選ぶことが大切です。
給湯器の据置型とは何ですか?

給湯器の据置型とは、地面や専用の据置台に設置するタイプの給湯器を指します。
主に一戸建て住宅の屋外に設置されることが多く、機種に限りがあります 。
また、浴槽の隣に設置される「浴槽2つ穴タイプ」や、給湯器本体が地面に直接設置される「浴槽1つ穴タイプ」など、いくつかの種類があります。
据置型タイプの特徴
据置型はその設置方法や機能に特徴があります。
まず、地面や専用の台の上に直接設置されるため、安定感があります。さらに、エコジョーズのような省エネ性を重視したガス給湯器の選択も可能です。
一部の製品では、雨どいを使ったドレン排水処理が可能な設置方法が用意されているなど、環境に配慮した仕様も特徴の一つです。
給湯器の壁掛け型とは何ですか?

給湯器の壁掛け型とは、建物の外壁や専用の壁架台に取り付けられるタイプの給湯器です。
このタイプは主に屋外に設置されることが多く、一戸建て住宅や集合住宅で幅広く利用されています。
壁掛け型タイプの特徴
壁掛け型の給湯器は、コンパクトなサイズが特徴です。
設置場所を壁面に限定することで、地面が不要なスペースとして活用できるメリットがあります。
また、配管やガス給湯器の接続が外壁沿いにまとまりやすく、すっきりとした印象を与えます。
さらには、壁に取り付けているため、水滴や汚れが地面に直接たまることが少なく、衛生面でも優れています。
給湯器の壁掛け型タイプのメリットは?
壁掛け型の給湯器の最大のメリットは、スペースの有効活用が可能な点です。
地面の設置スペースを必要としないため、小規模な住宅や庭のスペースが限られている住宅には特に適しています。
また、給湯器が壁にしっかり固定されていることで、地震などの際にも転倒の心配が少ないという安全上の利点もあります。
最近ではエコジョーズのような省エネ効果の高いガス給湯器も壁掛け型で利用可能です。
給湯器の壁掛け型タイプにはどんなデメリットがありますか?
一方で、壁掛け型の給湯器にもデメリットはあります。
まず、振動音が壁を通じて室内に響く可能性があります。
特に外壁が薄い場合や設置場所が寝室の近くの場合、音が気になることがあります。
また、壁掛け型は高さがある位置に設置されるため、掃除や点検時に手間がかかることがある点も難点と言えるでしょう。
据置型・壁掛け型以外の設置タイプとは?
据置型と壁掛け型が一般的な給湯器のタイプですが、それ以外にも設置方法に応じたタイプがいくつか存在します。
浴槽隣接タイプ
まず、「浴槽隣接タイプ」は、浴槽のすぐ隣に設置されるスタイルで、追い焚き機能付きの据置型給湯器に見られます。
浴槽と近いため、配管の長さが短く効率的にお湯を循環できる点が特徴です。また、見た目がスッキリしているのもメリット。
PS(パイプスペース)設置型
さらに、一部の集合住宅などで用いられる「PS(パイプスペース)設置型」もあります。
これはパイプシャフトと呼ばれる共用スペース内や扉内に給湯器を収納する形式で、狭いベランダや室外機スペースなどを有効活用できるのが利点です。
特に、一戸建てでは設置場所に限りがある場合や、防音・防火の観点からPS型の設置が求められることがあります。
屋内設置型
また、寒冷地や屋外設置が難しい住宅では「屋内設置型」が選ばれることもあります。このスタイルでは、給湯器本体を洗面所や脱衣所など屋内に設置するため、排気や騒音対策が重要となります。
給湯器の設置タイプ選びで迷ったら?
給湯器を選ぶ際には、設置場所や家の構造との相性をしっかり確認することが重要です。
設置場所・家の構造との相性
壁掛け型給湯器は、外壁に直接取り付けることでスペースを有効に使えるため、狭小住宅やマンションなど限られた設置環境に向いています。
一方、据置型給湯器は地面や専用の台に据え置くタイプで、敷地にゆとりがある一戸建て住宅に適しており、大容量タイプも設置しやすいのが特長です。
設置場所や建物の構造が合っていないと、振動や共振音が発生することもあるため、事前の確認は欠かせません。
新築と交換時での違い
新築の場合は、給湯器の設置タイプを自由に選べるのが大きなメリットです。家の構造やライフスタイルに合わせて、据置型・壁掛け型・浴槽隣接型など、最適なタイプを選定することができます。
一方で、既存の給湯器を交換する場合には、基本的に今使っている設置タイプと同じものを選ぶのが前提になります。構造や配管の制約があるため、設置タイプを大きく変更するには追加工事が必要になり、費用もかさむケースが多いです。
ただし、条件によっては「設置位置を少しずらして壁掛け型に変更する」といった一部の設置タイプ変更も可能な場合があります。こうした場合は、必ず事前に専門業者に相談し、現場調査を受けた上で判断しましょう。
キンライサーでは様々な種類の給湯器の交換が可能です
給湯器の交換においては、まず設置タイプ(据置型・壁掛け型など)を丁寧に確認することが重要です。
お住まいの構造や配管の位置によっては、現状と同じ設置タイプを選ぶ必要がある場合もありますが、設置場所を調整することで別タイプへの変更が可能なケースもあります。
キンライサーでは、お客様の住環境に合わせた最適な設置方法をご提案しています。 給湯器には追焚き機能付き(オート・フルオート)(従来型・エコジョーズ)、暖房機能付きなど、家庭のライフスタイルや設備に合わせた多彩な機能のタイプが存在します。交換時には、現在の使用状況やご希望に合わせて、最適な機能を備えた給湯器を選ぶことが大切です。
また、キンライサーでは、給湯専用タイプからフルオートの高機能モデルまで幅広く対応しており、「追い焚き付きのものにしたい」「光熱費を抑えられるエコジョーズに替えたい」など、具体的なニーズにも柔軟に対応可能です。
メーカーや機種による違いがわかりにくい場合も、給湯器のプロがわかりやすく説明し、安心して選べるようサポートいたします。設置環境や使用スタイルに最適な給湯器選びは、キンライサーにおまかせください。
やかんくん
据置型と壁掛け型って、見た目だけじゃなくて、使い方や向いてる家まで全然違うポ〜!
きゅうとうきくん
そうだね。それぞれメリットと注意点があるから、家の広さや設置場所で選ぶのがコツだよ。
やかんくん
うちみたいにスペースに余裕があるなら、据置型がよさそうポ!
きゅうとうきくん
逆にスペースが限られている家なら、壁掛け型がスマートでおすすめ。どっちもエコジョーズ対応なら省エネでおトクだよ。
やかんくん
なるほどポ!それぞれの特徴を知って、自分の家に合った給湯器を選ぶのが大事なんだねポ!