1. お湯のお役立ちコラムTOPへ

給湯器Q&A

給湯器のコンセントを抜くとどうなる?意外と知らない安全面と再起動時の注意点

給湯器のコンセントを抜くとどうなる?意外と知らない安全面と再起動時の注意点

給湯器のコンセントを抜くとどうなる?

家庭用給湯器の多くは、電源コードをコンセントにつないで電気の力で制御や着火、温度調整などを行っています。そのため、コンセントを抜くと本体の動作が完全に停止します。リモコンの操作ボタンを押しても反応せず、リモコンの表示部も消えてしまうため「壊れた?」と感じるかもしれませんが、これは電気が供給されていないだけの状態です。 

電源を遮断すると、内部のマイコン(制御装置)が一度リセットされるので、一時的なエラーやフリーズ状態を解消する手段として使われることもあります。

ただし、すべてのエラーやトラブルがリセットで直るわけではないため、安易な電源オフが必ずしも正解ではないことを理解しておきましょう。 

緊急時やエラー時にコンセントを抜いても良い?

給湯器が突然動かなくなったり、エラーコードが表示されたりした際に「とりあえず給湯器の電源プラグを抜き差ししてみる」という対応をとる人も多いと思います。

軽度な不具合時の対応

軽度なシステムの不具合や一時的な誤作動であれば、電源を一度落とすことで状態がリセットされ、正常に戻ることもあります。
特に、電気的な誤作動(例えば、リモコンの表示が固まる、操作を受け付けない等)の場合には、コンセントの抜き差しが簡易な対処として有効です。 

エラーが見れないのリスクも

ガス漏れ警報や異常燃焼、排気の不具合といった安全に関わる警告の場合は、電源を切ることでエラーコード表示が消える事で状況が隠れてしまい、かえって危険を見逃すリスクもあります。
緊急時こそ落ち着いて、まずはエラーコードの意味を取扱説明書で確認し、それでもわからない場合にはメーカーや専門業者に相談するのが確実です。 

こんなときはやめて!コンセントを抜いてはいけない状況とは

以下のような場合には、安易にコンセントを抜くべきではありません。 

1. 給湯中や追い焚き、暖房運転中に突然電源を落とすと、機器内部にある電動弁やポンプが正常に停止できず、内部に圧力が残ったり、エラーが拡大するおそれがあります。 

2. 異音・異臭がしている時 焦げたような臭い、変な音がしている場合は、電気系統のトラブルが起きている可能性も考えられます。
感電や火災のリスクを避けるためにも、触らずにすぐ電源ブレーカーを切って専門業者を呼びましょう。 

3. 点検中・修理作業中 業者が作業している最中に勝手に電源を抜いてしまうと、誤動作や感電事故につながることも。必ず確認をとってから対応する必要があります。 

不具合が起きた!一時しのぎの「電源抜き」の効果とその限界

電源を抜いてしばらく置いてから再接続することで、内部のマイコンが再起動し、軽度なトラブルが解消されるケースは珍しくありません。

根本解決とはならない

「点火しない」「リモコン表示エラー」などは、システムの一時停止で元に戻ることがあります。ただし、これは根本的な解決にはなりません。
何度も同じエラーが起きるようであれば、機械的な不具合や老朽化が原因である可能性が高いため、早めに専門の点検を受けるべきです。

きゅうとうきくん

あくまで「一時しのぎ」としての手段であることを忘れないでね。繰り返し給湯器の電源プラグを抜き差しするのは機器に悪影響を与える場合もあるよ。

再接続後の注意点と正しい手順 

給湯器の電源プラグをコンセントに再び差し込む際には、次の点を守ることで安全かつ正確に操作できます。 

1. 電源プラグを差し込む前に数分待つ 

完全に電気が抜けるまで少し時間を置くことで、内部の状態をリフレッシュできます。 

2. 差し込んだ直後に急いで操作しない

再起動直後はシステムが安定するまで数秒〜数十秒かかることがあります。焦らずランプの点灯やリモコンの表示を確認しましょう。 

3. エラーコードの有無を確認する

再起動してもエラーコードが再表示されるようであれば、リセットでは解決しない異常があると判断し、早めに業者に相談するのがベストです。 

気をつけよう!給湯器のコンセントについてのよくある勘違い

「電源リセットを行えばどんな不具合も直る」と思うのは間違いです。
確かに一時的な不具合には効果がある場合もありますが、センサーの故障やガス供給の問題、機械的なトラブルには効果が薄いことも多く、かえって悪化させる可能性もあります。 

電源オフ=安全ではない

「電源を落とせば安全」、単純に電源を切ればすべて安心、というのは過信です。
ガス機器は電源が切れてもガスが配管内に残っている場合もあり、安全装置を無効にすることもあります。異常がある時は、安全を確認した上で、必要に応じてガスの元栓も締めましょう。 

操作は慎重に

物理的な操作としては簡単ですが、「電源を抜くのは誰でも簡単にできる」という思い込みも、状況判断を誤ると危険です。
説明書やメーカーの公式情報を参考にしながら、落ち着いて対応することが求められます。 

重要なエラー情報を残しておく

給湯器の電源プラグを抜き差しする行為は、時としてトラブル解消の助けになりますが、やみくもに行えば逆効果となることもあります。
特に、重大な異常や安全に関わるエラーが出ている時には、電源を切ることで問題の痕跡が消えてしまい、原因究明が難しくなることもあります。
電源を切る前に、表示されている内容をメモする、写真を撮るなどの対応をしておくと、後の対応がスムーズです。 

基本的には、「一時的な不調のリセット手段」として電源プラグの抜き差しを活用し、異常が続くようなら速やかにプロに相談するのが最善です。
家族の安全を守るためにも、給湯器の扱いには常に慎重であるべきでしょう。 

給湯器の急ぎの交換はキンライサーへ!

 

 

ガス料金シュミレーションをする

【まとめ】給湯器の電源コンセントを抜くと制御装置が停止し、一時的な不具合がリセットされる

やかんくん

給湯器には電源プラグついてるけど、あれをコンセントから抜くとどうなるポ? 

きゅうとうきくん

着火や温度調整は電気が担当しているので、電源プラグを抜くとすぐにお湯が止まっちゃうだよね。

やかんくん

エラーになった時は電源プラグを抜いたほうがいいだポ?

きゅうとうきくん

電源プラグを抜いてリセットすればトラブルが解決できることもあるだけど、どんなエラーコードが出てるかがわからなくなるから、あわてて電源プラグを抜くのは良くないね。ただ、焦げたような匂いがするときは、電源ブレーカーを切ることが大切なだ! 

やかんくん

電源プラグは大切に扱わなきゃいけないだポ。

きゅうとうきくん

そういうことだね。電源プラグさえ抜けば不具合も直るわけじゃないからね。 

やかんくん

わかったポ。給湯器がうまく動かないときでも、電源プラグをいきなり抜かないように気をつけるポ。 

よくある質問

給湯器のコンセントを抜くとどうなる?
給湯器の電源コンセントを抜くと制御装置が停止し、一時的な不具合がリセットされることもありますが、全ての問題が解決するわけではありません。抜く前には内容の確認と記録を行い、再接続時は数分待ってから安全に再起動を行いましょう。

このコラムを書いた人

キンライサー

給湯器交換サービス
お湯が出なくて困ったら【キンライサー】
メディア運営担当

創業26年、年間65,000件の工事実績を誇るガス給湯器・エコキュートのプロフェッショナル。
ガス給湯器が最大82%OFFと低価格で、高品質な施工とセットでご提供。
さらに無料10年保証付きで多くのお客さまにご満足いただいております。

全国対応!24時間365日年中無休!

見積り無料WEBお電話
かんたん手続き!

WEBから

WEBからのご成約で3,000OFF

かんたん! 約3 総額費用をチェック

※正式なお申込み手続きはお見積り提示後になります。

お電話から

お電話での無料お見積もり・ご相談は

0120-250-910

自動お見積りの際は
撮影にご協力ください

給湯器の「ラベル」と「正面画像」の撮影にご協力ください。
正確な状況の把握により、金額のご提示がスムーズになります。

給湯器ラベル・正面画像

撮影が難しい場合は型番を直接ご入力ください

© キンライサー All Rights Reserved.