給湯器Q&A
給湯器本体の電源コンセントはどこにありますか?設置場所と確認方法

目次
給湯器本体の電源コンセントはどこにありますか?
給湯器の電源コンセントの位置は、緊急時にすぐ対応できるよう位置の把握が必要となります。
電源コンセントの設置場所は、ご自身がお住まいの住宅によって異なります。例えばマンションではPS(パイプスペースもしくはパイプシャフト)内にコンセントがあり、給湯器の電源プラグを差して電源を供給しています。また、分電盤からそのまま給湯器に電気を送るケースもあります。戸建てに共通して考えられる設置場所は、給湯器本体付近です。
壁に設置され、コンセントが外から見えるため、電源を探しやすい設置場所となっています。
壁に設置されているのは、ガス給湯器が多いです。
エコキュートは、分電盤で電気を供給する製品が多くなっています。
きゅうとうきくん
給湯器製品の種類がわかれば、より電源を見つけやすくなるよ!
コンセントが見つからないときは?

コンセントの設置場所を把握していないと、トラブル時に焦ってしまうかもしれません。ただ焦るとミスが起こる可能性があるので、落ち着いて対応してください。
基本的には安全面を考慮して、外からは目立たない場所に設置されているケースが多いでしょう。雨や雷の影響を受けやすい屋外設置タイプでは、特にその傾向が強くなりますので隅々まで調べてみてください。
操作時に気を付けること
給湯器の電源プラグ抜き差し操作は、十分注意が必要です。
- 目立たない場所に設置されているケースが多い
- 屋外設置タイプは雨や雷の影響を受けやすい
- 焦らず落ち着いて対応
電気を取り扱う作業となるため、水漏れなどを起こしている場合には特に気を付けてください。漏水対策をしっかりと行わないと、感電してしまう恐れもあります。周囲の漏水だけではなく、ご自身の手が濡れていないかも確認してください。
コンセントを抜くと起こること
コンセントを抜くと、一部機能が使えなくなることにも注意が必要です。例えば、凍結防止機能の停止が挙げられます。凍結防止機能とは、冬場など寒い時期に給湯器や配管の凍結を防ぐ機能です。寒い地域にお住まいの方は、特に必要な機能となっています。
節電も大切なポイントですが、必要機能の停止などのリスクも把握してください。電源操作にどうしても不安がある方は、業者への依頼もおすすめです。
差し戻し後の注意点

給湯器の電源プラグ抜き差し操作を行ったあとは、入れ直し作業もしっかりと行なってください。差し戻しが正しく実施されていないと、給湯器に不具合が生じる可能性があります。
防水コンセントは給湯器の電源プラグを簡単に抜き差しできない仕様になっており、戻すときもしっかりと戻さなければなりません。回転させながら差し戻すと、正しく強固に取り付けられます。
電源コンセントにまつわる質問
給湯器は家庭に必須の機器ですが、電源コンセントに関しては緊急時以外意識しないかもしれません。しかし少しでも知識を蓄えておけば、トラブルが起こっても冷静な対応が可能です。よくある質問を確認して、対応方法の参考にしてみてください。
Q1.停電が起こった場合は、どのような対応が必要ですか。
A1.もし予め停電の計画がわかっているのであれば、事前にリモコンの運転スイッチを切っておいてください。再起動時は時計などの設定がリセットされる事もありますので、設定し直す事も必要です。
Q2.給湯器のコンセントは、抜かないほうがよいでしょうか。
A2.節約のためにコンセントを抜きたいと考える方がいるかもしれませんが、おすすめしません。先程も述べたように、凍結防止機能など必要機能が停止してしまいます。抜き差しを繰り返すのも、故障の原因となる可能性が高いです。自己判断でコンセントを抜くのは、避けるとよいでしょう。
Q3.給湯器の電源が入りません。
A3.電源が入らない原因は、状況によってさまざまです。コンセントに関していうと、単に抜けてしまっているケースが考えられます。しっかりと差し戻し作業を行なって、電源が入るかを調べてください。
差し戻し作業でも反応しなければ、分電盤のブレーカーが原因の可能性があります。雷など悪天候時は、特に不具合が生じやすいです。ご自身で解決できなければ、ためらわず業者へ相談してください。
Q4.給湯器から水漏れしてしまいました。
給湯器の水漏れは、製品の劣化や凍結時に起こる可能性が高いです。漏水を確認したら、速やかに給湯器の給水止水栓を閉め電源プラグをコンセントから抜いてください。周囲の安全を十分に確認したうえで、慎重な作業が必要です。漏水の修理は技術力が要るため、ご自身で全て対応しようとせず業者へ依頼してください。
【まとめ】給湯器の電源コンセントは設置場所によってさまざま!
きゅうとうきくん
給湯器の電源コンセントは、外からは見えにくい場所に隠されている可能性があるんだ。
やかんくん
安全面を考えてるポ。
きゅうとうきくん
コンセントを抜くときは、安全面に十分注意して作業を行なう必要があるんだ。また、トラブル時の対応は、公式ウェブサイト上の取扱説明書が参考になるよ!
やかんくん
電源コンセントの取り扱いは、慎重さが必要だポ。