給湯器Q&A
給湯器が調子悪いときはどこに連絡すればいいですか?

目次
給湯器が調子悪いときはどこに連絡すればいいですか?
お湯が出なくなった、温度が不安定、異音や異臭がするなどといった給湯器の不調は、突然起こる傾向があります。そんなときに慌てないためには、適切な相談先を把握しておくことが大切です。
連絡時に準備しておくとよい情報として、給湯器の型番・品番(本体に貼ってある銘板シールで確認可能)、設置場所(戸建てかマンションか)、エラーコード(表示がある場合)、いつから、どのような症状か、そして保証書の有無と購入年月日などが挙げられます。給湯器の取扱説明書にはメーカーのお問い合わせ窓口の電話番号等が記載されていますので、給湯器の近くに保管しておくのがおすすめです。
給湯器の不調でよく見られる症状
給湯器の異常には、以下のようなケースがよく見られます。
お湯がまったく出ない
給湯器を使っていて、たまに、まったくお湯が出なくなることがあります。お湯が全然出ない時は、ガスの供給停止や給湯器本体の不具合が原因であることが考えられます。
お湯の温度が安定しない
お湯の温度が急に熱くなったり冷たくなったりするのは、温度センサーや混合弁の異常が疑われます。
異音や異臭がする
音が必要以上に大きいといった燃焼時の異常は、内部部品の劣化のサインかもしれません。
エラーコードが表示される
給湯器の自己診断機能により、不具合の内容をコードで知らせてくれる機種もあります。取り扱い説明書をいつも手元に置いて、エラーの原因を探りましょう。
きゅうとうきくん
これらの症状に気づいたら、自己判断で無理に使用を続けるのは危険!給湯器の使用を直ちに中止して、専門家の意見を仰ごう。
事前に確認したい基本チェックポイントとは
給湯器に不具合を感じたら、以下の点を事前に確認しましょう。軽微なトラブルなら自分で解決できる場合もあります。
ガスの元栓は開いているかどうか
停電や地震の後は、自動的にガス供給が停止している可能性があります。必ずガスの元栓が開いてるかどうかをチェックしましょう。
電源プラグは抜けていないか
コンセントから電源プラグが抜けていたり、ブレーカーが落ちていたりすることもあります。
給湯器本体にエラー表示は出ているか
エラー番号が出ている場合、問い合わせ時に給湯器のメーカーに伝えると、スムーズにトラブルが解決できることがあります。
お湯は他の場所でも出ないかどうか
家全体でお湯が出ないなら、給湯器自体の問題と考えられます。
これらを確認しても解決しない場合は、専門の業者やメーカーへの連絡が必要です。
状況別!困ったときの問い合わせ先一覧
不調の内容や設置状況によって、相談すべき窓口が異なります。
賃貸住宅の場合
賃貸住宅の場合には、まず管理会社または大家さんと連絡を取りましょう。自分で判断して勝手に修理せず、最初に許可を取ることが大切です。
持ち家の場合
持ち家に住んでいて給湯器が保証期間内の場合には、給湯器メーカーのサポート窓口に型番とエラーコードを伝え、指示を仰ぎましょう。持ち家でも保証期間外、あるいは経年劣化の場合には、メーカーまたはガス会社・修理業者に連絡を取り、修理費用の見積もり依頼を行います。また、給湯器無料保証(キンライサーの10年保証は独自のサービスです)の有無を確認する事も大切な事です。
緊急を要する場合
異臭やガス臭がするなど、緊急を要する場合にはガス会社の緊急連絡先(24時間対応)に連絡することをおすすめします。連絡する際には、給湯器の型番や設置場所、異常の内容を整理しておくと、問い合わせがスムーズに進みます。
保証期間内・外で違いアリ?費用と範囲の目安

給湯器の不具合に対する修理や交換対応は、保証期間の有無で大きく異なります。メーカー保証期間内(一般品が1年、BL認定品が2年、所有者登録を行うと3年または5年)であれば、初期不良や製品由来の故障なら無償修理が可能です。ただし、外的要因や消耗部品の交換は有償になることがあります。延長保証に加入している場合には、期間内なら追加費用なしで修理可能なケースも少なくありません。
保証期間外の場合
契約内容を確認し、保証期間外の場合は出張費や技術料、部品代が必要です。目安としては規模が小さい修理では10,000前後から、大きな規模の修理になれば30,000円前後からそれ以上になる事もあり、場合によっては新規交換のほうが安いこともあります。現在使っている給湯器が製造年月日より10年以上経過しているのであれば、新しい給湯器を設置することも考えたほうが得策でしょう。
修理・交換依頼の流れと準備が必要なこととは
実際に修理や交換を依頼する際には、問い合わせをする前に情報を整理しておきましょう。型番、設置年、エラーコード、症状などを控えておけば、スムーズにことが運びます。
メーカーやガス会社、修理業者には電話またはウェブで連絡することになります。応対の内容をメモしておくと安心です。連絡を受けたガス会社や修理業者は、現地調査・見積もりの実施を行います。必要に応じて現地での点検や修理内容の説明がありますので、落ち着いて対処しましょう。業者の提案によって、修理対応が可能か、費用対効果を見て交換を検討するかを決めることになります。施工完了後は、きちんと給湯できるかどうか、問題がないか、動作確認をその場で行うことが大切です。
【まとめ】給湯器の不調には、症状に応じて管理会社・メーカー・ガス会社などへ連絡することが大切!
やかんくん
毎日使っている給湯器だけれど、急に調子が悪くなったらどこに連絡すればいいポ?
きゅうとうきくん
まずはメーカーの問い合わせ窓口に電話するのが一番だね。給湯器の型番や購入年月日がわかると話が通じやすいから、取扱説明書を給湯器の近くに保管しておくのがおすすめだよ。
やかんくん
給湯器の調子が悪くなると、どんな症状が出るんだポ?
きゅうとうきくん
お湯がまったく出なくなったり、出ても温度が安定していなかったりといった症状が多いね。それと、お湯が出るときに急に大きな「ゴーッ」という異音が聞こえてくる時も要注意なんだ。
やかんくん
そういう症状が出た時は、どうしたらいいポ?
きゅうとうきくん
お問い合わせ窓口で症状を説明して、修理が必要か確認してみるのがいいね。エラーコードが表示される機種もあるから、エラーコードを伝えれば、不調の原因がすぐわかるよ。自分でも、ガスの元栓が閉まっていないかどうか、電源プラグがちゃんと差し込んであるかどうかまず確認することも大切なんだ。
やかんくん
給湯器の修理にはどのぐらいの時間がかかるポ?
きゅうとうきくん
キンライサーなら、最短2~3時間で給湯器の交換もできるよ。ノーリツやパロマ、リンナイなどの主要メーカーの給湯器も格安で交換作業をしているし、無料10年保証が付いているから安心だね!