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給湯器の無料点検と称する訪問は要注意!注意すべき8つのポイント

「給湯器の無料点検です」と突然訪問され、不安を感じた経験はありませんか?
実はこの手口、消費者の不安を煽って高額な修理や交換契約を迫る“点検商法”であるケースが少なくありません。
特に高齢者世帯を狙った被害も増えており、正しい知識がないと冷静な判断が難しくなります。
この記事では、給湯器の無料点検で注意すべき代表的な手口や、被害を防ぐための具体的なポイントをわかりやすく解説します。
この記事を通して、怪しい訪問に惑わされず、自分や家族を守る判断力を身につけましょう!
「読む時間がない」「耳で聞く方が楽だ」という方のために、この記事の要点をまとめた音声ガイド(約2分)も用意しました。下のプレーヤーから、ぜひお聞きください。
目次
給湯器の無料点検に注意すべき理由

給湯器の無料点検と称する訪問には注意が必要です。
なぜなら、その多くが消費者の不安を煽り、高額な契約を結ばせる手法を取るからです。
以下では具体的な理由や注意点について詳しく解説します。
不安を煽り「高額契約」へ誘導されるから
訪問業者の中には、給湯器の無料点検を口実に自宅を訪れ「劣化が危険」や「早急に交換が必要」といった言葉で不安を煽り、高額契約を結ばせるケースが多いです。
たとえば、「故障すると火災や爆発事故の原因になる」といった脅迫的な説明を用いて、即座の交換を求めることがあります。
しかし、これらの発言には根拠が乏しい場合がほとんどであり、過剰に不安を感じ契約してしまうと後でトラブルに発展することもあります。
そのため、訪問した業者の話を鵜呑みにせず、冷静に対応することが大切です。
事前の通知・申込みなしに点検は行われないから
通常、正規の業者や自治体が実施する点検は、事前に電話や通知での連絡を行い、利用者が点検の必要性を理解した上での申込みを受けてから実施されます。
しかし、無料点検商法では突然の訪問や電話が行われることが非常に多いです。
このような場合、多くの消費者は準備不足の状態で対応してしまうため「業者の見立てを信じるしかない」という心理状態に陥りやすいです。
何の事前連絡もなく訪問された場合は疑いを持ち、「本当に必要な点検なのか」「正規の業者なのか」を慎重に確認する必要があります。
事前申込みをしていない場合は、「そもそも点検が正規のものではない可能性がある」と強く認識し、安易に許可しないよう注意しましょう。
- ノーリツ:「定期点検を装った悪質な訪問販売にご注意ください」
https://www.noritz.co.jp/info/group/important02.html - リンナイ:「悪質な点検・修理業者にご注意ください」
https://www.rinnai.co.jp/contact/fraud/ - パロマ:「当社グループを名乗る訪問、不審電話にご注意ください。」
https://www.paloma.co.jp/corporate/news/news/fushintel.html
給湯器の無料点検商法のよくある手口

「給湯器の無料点検」は消費者の不安を煽り、不要な工事や高額な契約を結ばせる手口として問題視されています。
ここでは、そんな点検商法の代表的な手口について詳しく解説します。
知識を持ち、事前に対応策を考えておくことで、トラブルを避けるための準備ができます。
電話や直接訪問で突然来る
点検商法の初期段階では、見知らぬ業者が突然電話をかけてきたり、直接自宅を訪問して「給湯器の無料点検」を持ちかけてきます。
「安全確認のための定期点検」として話を持ち掛けられることも多く、受け取る側としては断りにくい雰囲気になることがあります。
特に、高齢者世帯がターゲットにされる傾向が強く、計画的に訪問日を告げたりしない形で現れるため、不意を突かれることが特徴的です。
怪しいと感じた場合には、対応をせず毅然と断ることが大切です。
信頼できる組織名を名乗る
悪質な業者は信頼性を装うために「ガス会社」や「市役所の委託を受けた業者」といった肩書きを名乗って不安を煽ります。
これにより、消費者は「信頼できる」と思い、業者の話に耳を傾けてしまいやすくなります。
しかし、実際には契約している会社や自治体とは全く関係のない場合が大半です。
疑問を感じたときは、その場で業者の身分を確認し、念のために自分で直接、契約先のガス会社や自治体に相談するのが安全な対応方法です。
不安を煽るような説明をする
点検商法の業者は、「劣化していて危険です」「このままだと火災の可能性があります」「耐用年数が過ぎています」といったような不安を煽る発言を繰り返します。
これにより、消費者は不安に駆られ、「何かしなければならない」と思い契約してしまうことが多いです。
専門知識を持たない消費者はこうした内容に弱いため、必要以上に恐れず、一度冷静になって他の家庭用機器と比較検討する姿勢を持つことが重要です。
「今だけ」を強調して即日契約を迫る
業者は「今日だけ特別価格です」「すぐに交換しないと割引が適用できません」といった表現を使い、消費者に対応を急がせます。
「早く決めないと損をする」と思わせるのが、彼らの作戦の一環です。
しかし、給湯器の修理や交換が本当に必要とされる時期であれば、他の業者とも相談したり比較検討する時間があるはずです。
きゅうとうきくん
一方的に即日契約を求めてくる業者には要注意!
連絡先を教えず代金を現金で要求する
悪質な業者の中には、「急ぎの工事だから」「後払いができない」などと理由をつけ、現金での支払いを要求するケースがあります。
また、連絡先や正式な契約書の提示を渋り、消費者が後から連絡を取れないようにすることもあります。
こうした場合、業者が信頼できるかどうかを判断する材料が全くないため、事情を聞いた段階で疑念を持ち、応じないことが重要です。
連絡先が曖昧な業者は、トラブルを招く可能性が非常に高いです。
給湯器の無料点検に騙されないための注意点

給湯器の無料点検を装った訪問や電話は、注意を怠ると高額な契約を結ばされるリスクがあります。
ここでは、実際に被害に遭わないための具体的な対策についてご紹介します。
「家に入れない」「その場で決めない」という二点が重要です。
訪問・電話があった時の対応
突然の訪問や電話が発生した際、冷静に対処することが重要です。
以下では、対応時の注意点について具体的に解説します。
はっきりと断る
「無料点検だから」と言われても、不要な点検であればきっぱり断ることが大切です。
特に訪問業者の場合、「忙しいので」「必要ありません」といった言葉で毅然とした態度を示しましょう。
曖昧な回答は、業者に「交渉の余地がある」と誤認される場合があります。
とにかく不要と感じた場合は、迷わず断るようにしましょう。
身分を鵜呑みにしない
業者が「ガス会社からの依頼」「自治体の委託」といった名目を語る場合がありますが、簡単に信用してはいけません。
正規のサービスであれば、事前に通知や書面での連絡があるのが通常です。
信憑性が疑わしい場合、その場で保留を伝え、必ずガス会社や自治体へ確認を取るようにしましょう。
会社名・氏名を確認する
対応を求められた場合、訪問者の会社名や氏名を細かく確認することはトラブル予防に繋がります。
名刺の提示を求めたり、会社名をネットで検索したりして信頼性を確かめましょう。
その際、事務所の連絡先や担当部署の情報もしっかりと確認しておくと、有事の際に相談や通報がしやすくなります。
点検中の注意(もし入れてしまった場合)
万が一、業者を家に入れてしまった場合でも焦らず冷静に対応することが重要です。
以下では、点検中に守るべきポイントをご紹介します。
一人で対応しない
家族や友人など、自宅にほかの人がいる場合、一緒に対応を依頼することが効果的です。
一人だと、不安を煽られたり高圧的な態度を取られたりする可能性があります。
また、複数人で対応すると、業者の怪しい言動も記録しやすくなり、意思決定を冷静に行うことにも繋がります。
目を離さない
業者が点検中に自宅内を自由に動き回ることを避けるようにしましょう。
不適切な手続きや、設備を故意に破損するといった問題を防ぐためには、常に業者の行動を監視することが重要です。
「必要のない作業をされてしまった」というトラブルが多いため、言い回しに注意しながら行動を見極めましょう。
写真を撮らせない
「状況を記録するため」という名目で家の設備や室内を撮影されることがありますが、業者にそうした許可を与える必要はありません。
写真が悪用されたり、後日のトラブルに繋がる可能性があるため、撮影は了承しないのがおすすめです。
どうしても記録が必要な場合、自分で撮影する形が良いでしょう。
契約を迫られた時の対応
点検中や終了後に高額な契約を求められた場合は特に注意が必要です。
ここでは、契約を急がされないための対応策について解説します。
即日契約・現金払いは絶対にしない
業者が「今契約すれば割引になる」と言って即日契約を迫る場合がありますが、こうした営業手法には絶対に応じないようにしましょう。
不安を煽られる状況でも、「一度家族に相談する」と言ってしっかりと時間を確保してください。
また、現金払いを要求されるのは詐欺の可能性が高いので、断固として拒否することが望ましいです。
複数社から相見積もりをとる
一つの業者の意見だけで判断するのは危険です。
複数の業者から見積もりを取ることで、必要な修理や価格の妥当性を確認できます。
また、信頼できる地元の業者や知人からの紹介で業者を選ぶと、より安心して取引ができるでしょう。
比較検討を怠らないことが、無駄な出費を防ぐ鍵になります。
給湯器の無料点検トラブルに遭ってしまった場合はクーリングオフの相談を
給湯器の無料点検を装った訪問業者とのトラブルは避けたいものです。
しかし、もし契約をしてしまった場合でも、冷静に対応すれば解決できる場合があります。
「無料の点検商法」で契約を結んでしまった場合、一般的にクーリングオフ制度を利用して契約を解除できる可能性があります。
クーリングオフは訪問販売などで一方的に契約を迫られた際に、契約を無条件で解除できる制度です。
契約書を受け取ってから8日以内であれば適用可能ですが、その有効期間内に解除通知を送る必要があります。
業者からプレッシャーを受けて冷静さを欠いてしまった場合でも、この制度により速やかに対応することができます。
困った場合や手続きが分からない場合は、国民生活センターが運営する「消費者ホットライン」に相談してください。
電話番号「188」へ連絡すると、最寄りの消費生活センターを案内してもらえます。
特に高齢者が被害に遭いやすい点検商法ですが、家族と話し合い、相談しながら対応することが重要です。
こうしたトラブルの急増を受け、事前の予防と適切な相談先の利用が不可欠です。
参考:https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
まとめ
給湯器の無料点検を持ちかけられる訪問や電話は、点検商法のトラブルにつながる恐れが高く、十分な注意が必要です。
特に、高齢者が狙われやすいため、家族を含めた情報共有が重要です。
業者から突然の訪問を受けても、安易に家に入れることなく、「家に入れない」「その場で決めない」を徹底することが最善策です。
また、契約をしてしまった場合でも、クーリングオフの制度や消費者ホットライン(188)を活用して、早期に相談を行いましょう。
訪問業者とのトラブルは年々増加傾向にあるため、事前に情報を得て冷静に対応することが大切です。
自身や家族が被害に合わないよう、日頃から慎重な対応を心がけてください。
やかんくん
「給湯器の無料点検です」って訪問が来たポ。家に入れてもいいポ?
きゅうとうきくん
注意して!不安を煽って高額な契約を迫る「点検商法」の可能性があるから、断るのが正解だよ。
やかんくん
「今だけ安い」「火事になる」って言われたら心配になっちゃうポ…。
きゅうとうきくん
正規の点検なら事前の連絡があるはずだよ。その場で現金払いや即日契約を求めてくるのは怪しいね。
やかんくん
うっかり契約してしまったら、もう手遅れだポ?
きゅうとうきくん
8日以内ならクーリングオフできるよ。困ったら消費者ホットライン「188」へ相談しよう!





